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就活? あーどうせ推薦使うから、就活が解禁される3月1日から始めれば大丈夫っしょ、それまで何もしなくてもいいや、あそぼ〜!
ともし思っている大学3年生がいたらこのセリフをお届けします。
JUST DO IT!!! その考えを捨てて今すぐ就活しろ!!
ただ、いきなり就活しろって言われても「何したらいいんや!」ってなると思います。
というか私も当時は「何したらいいんや!」状態でした。
そこで今回は、「何したらいいんや!」という疑問を解決するために、次の3点を軸に理系大学生の理想的な就活スケジュールについて、説明をしていきます!
- 就活解禁まで待っていたら危険な理由
- 学校推薦について
- 内定までに就活生がしなければいけないこと
- 理想的な就活スケジュール
※ 大学3年生の人で、「院に行くから就活しなくていいや」という人も、就活については知っておくことを強く推奨します。
(大学院に行くと、研究で就活する暇があまりない可能性もあるからです。また、早めに就活について知っておくことで、院生のときに「強くて就活ニューゲーム」することができて結構楽になります。)
目次
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1. これだけは伝えたい5つのこと
- 「就活は1ヶ月もあれば余裕だから、まだ動かんでいい」のようなセリフに騙されるな!
→ そのセリフを言っている人が神レベルですごいだけ、というのを忘れるな。 - 大学院に進む人も、学部生のうちにインターンシップに参加してみてはいかが?
→ 学部のうちにインターンに行くことで、大学院生になってから「強くてニューゲーム」できます。 - 困ったら、信用できる他人に頼りまくれ!
→ 私は、決断に悩んだときの相談相手、ES添削とかでお世話になりました。 - 1日でも早く就活をはじめろ!
→ 早くはじめれば、他の人とも差をつけられるし、早く就活が終われば、その分を他のことに使えます。 - 最後は、自分の直感を信じろ!
→ 就活で、どっちの道を選ぼうか悩む場面が出てくるとおもいます。
そんなときは、自分の直感を信じてみましょう[1] … Continue reading。「女の勘は当たる」というセリフがありますが、私個人の意見としては男女かかわらず人間の直感はかなり信頼できると思っています。
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2. 就活解禁の3月から就活を始めるのが危険な理由
「就活解禁日(3月1日午前0時)は就活が始まる日」というのは正解でもあるし、不正解でもあります。
正確に言うと、就活の経験値、スキルを就活解禁日まで鍛えに鍛え上げて、その鍛え上げた力を「本選考」にぶつけ始める日が3/1なのです。
少し違った例で説明しましょう。
部活など大会がある場合、その大会の日までに向けて猛練習しますよね。大会当日まで何もしない人なんて普通いません。
就活も同じように、本選考が(公式的に)始まる3/1までに準備をしまくってから、解禁日にその成果を発揮しまくるのが理想です。
また、最近は3/1(就活解禁日)より前に選考を始める企業も多くあります。
実際、周りの人(フォロワー)を見ていると、大学3年生の12月の段階で内定を持っている人もいます[2] … Continue reading。
そのため、就活解禁日までに何もしていない人は、周りに比べて非常に出遅れている状態となってしまいます。
×:この日から就活の準備を始めろという日。
○:この日までに就活の準備を終わらせて、その成果を本選考にぶつけ始める日!
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3. 理系の推薦について
よく「理系は推薦が使えるから就活が楽」と言っている人がいらっしゃいます。
確かに、推薦は理系学生が使える非常に強力な武器です。しかし、この武器の使い方を誤ってしまうとかえってピンチになってしまうことがあります。
そこで、ここでは理系の推薦について少し説明しておきましょう。
(1) 推薦の現実
「推薦を使えば、ほぼ確実に内定をもらえる!」と思っている人へ現実を言います。
推薦を使って内定がもらえる確率はだいたい1/3くらいです[3]ソースは私が通っていた某国立大学のキャリアセンターの人です。。
ここで言う「だいたい1/3くらい」というのは、「就活の準備を念入りにした人」から「全く就活の準備をしなかった人」をすべて入れての話です。
なので、推薦を受ける場合でも就活準備は念入りにしてください。準備をすることで「だいたい1/3」の確率を上げることができます。
(2) 推薦を使う上で知ってほしい4つのこと
少し脅してしまいましたが、冒頭で説明した通り、使い方を間違えなければ推薦は非常に強力な武器となります。
そこで、推薦を使う人が知っておくべきことを箇条書きにまとめました。
- 通常なら3〜4ステップかかる選考ステップを大幅に短縮することも可能
- 推薦で選考に挑んでも落ちることがある。(100%ではない)
- 推薦に合格するまでは、それ以外の企業の選考も受けることができる。
- 推薦に合格したら、それ以外の企業から内定をすべて断る必要がある。
特にマーカーを引いた部分が重要なので頭に入れておいてください。
- 推薦は、学校が認めた優良企業、大企業の選考に優先的に参加できる権利。
- 推薦を使ったからといって、100%内定がもらえるとは限らない。ただし、準備をすることで、内定を貰える確率を上げることができるので準備はしっかりすること。
- 推薦に合格するまでは、それ以外の企業の選考も受けることができるので、万が一推薦の選考が不合格になったとしてもすぐに立ち直れるように、他の企業の選考も受けておくこと。
- 推薦に合格した場合は、選考中の全企業の選考、内定を必ず断る必要がある。なので、推薦を使う企業はよく考えること。
4. 内定までに就活生が準備する6つのこと
「就活の準備をしろ」と言われても、どんなことをしたらいいのかなんてわかりませんよね。
そこで、ここでは「内定を得るまでに就活生が準備しなきゃいけないこと」を6つにわけて紹介します!
(1) 自己分析 [自分を知る]
皆さんはRPGをしたことがありますか? ドラクエとかFFとか…
RPGで仲間になるキャラって個性がありますよね。例えば、
- 物理攻撃が得意
- 攻撃魔法ならおまかせ!
- 回復専門の白魔道士(僧侶)
みたいに…。
同じように、皆さんにもそれぞれ個性(向いていること、向いていないこと)がありますよね。
- リーダーになってみんなをまとめるのが得意
- みんなを盛り上げるのが得意
- 人の話を聞くのが得意
- 1人でコツコツすることが得意
などなど…。
自己分析では、「自分の個性を知り、その個性に合った業種・企業[4]RPGでいうパーティ?を探す」ということを行います。
この自己分析を怠ると、自分の個性を活かせず、なかなか内定までたどり着けない or 内定したとしても社会人になってから苦戦する可能性が出てきます。
「自分はヒーラー役が向いているのに、戦士として戦う…」みたいなことが起こらないように、自己分析は就活の過程で必ず行いましょう!
自己分析については、以下の記事にてまとめています。より詳しく内容を知りたい方は、下の記事をご覧ください。
自分が活かせる分野、業種、企業を探すため。
(自己分析を怠ると、自分の個性や長所を活かすことができない)
(2) 企業研究(企業分析)
就活では、行きたいなと思った企業に「ここで働かせてください!」とエントリーシート(願書みたいなもの)を送ることで、その企業との採用試験が始まりますね。
ですが、そもそも企業を知らないと「ここで働かせてください!」ということができません。また、仮に知っていたとしてもその企業が自分に合っているかはわかりません。
日本に企業はどれくらいある?
ここで皆さんに問題です。「日本全国にある企業の数」ってどれくらいだと思いますか?
2016年の古いデータですが、その数なんと「385万6457」です!
(データ引用元: 総務局統計局)
しかし、私を含め、皆さんは300万はもちろんのこと、1,000個も企業の名前を思い浮かびませんよね。
そのため、「ここで働かせてください!」というための企業探しの旅、企業研究をする必要があるのです!
- 世の中にどんな企業があるかを知る
- 説明を聞いたり、調べたりすることで自分に合った企業を探す
(つぎのフェーズで出てくる自己分析も使用します)
また、企業分析は、自分に合った企業が見つかった後(面接対策)でも役立ちます。
理由としては、エントリーシートや面接では「同じ業種、業界をしている会社ってたくさんあるけどなんでうちなの?」という質問をめちゃくちゃしてきます[5] … Continue reading。
そのような質問に答えるためには、事前に企業(やそのまわり)を知らなければいけません。
- 自分に合った企業を探し出す必要があるから
- 選考の対策(特に面接で競合他社ではなく、なぜうち?)と聞かれるから
※ 企業分析の仕方はまた記事にします。
(3) インターンシップの検討・参加
実際に自己分析や企業研究を行って行くと、「自分が働きたい企業・業種」というのが出てくるかと思います。また、「将来絶対にこの企業に行きたい!」という強い想いを持っている人もいると想います。
そこで、実際にその企業に職業体験をすることで、本当に働きたい企業・業種なのかを確認する必要がありますね。これがインターンシップです。
詳しくはインターンシップ編で説明しますが、インターンシップに行くことで他にも様々な「いいこと」があるので、院に進学する学部3年生、学部2年生以下の人もインターンシップに参加をすることをおすすめします!
[インターンシップに参加して得られるメリット]
- 実際に働いている人の話を聞いたり、質問ができる
- (学校によっては) 単位の取得ができる
- 同じ就活生同士で情報交換ができる
- 選考の練習になる[6]インターンシップによってはエントリーシートや面接に合格をする必要があることもある。
- 選考が有利になることも
しかし、インターンシップは参加したいと思ったときに飛び入りで参加できるのではなく、事前に応募をする必要があります。(2~3カ月前から動くのが理想です。)
また、人気がある企業のインターンシップに参加するためには
- エントリーシートを出す
- (SPI・Webテストなどの)テストを受ける
- 面接を受ける
- (先着順の場合)他の人よりも早く応募する
必要があることが多いので、応募の締め切りをできるだけ早く(夏のインターンなら5月中、冬のインターンなら開催2-3カ月前)確認し、なるべく早めに動いておきましょう。
なお、夏のインターンシップでは自己分析ができていれば、企業研究が完全にできていなくてもインターン参加の権利を割と得やすいです[7]エントリーシートでも面接でも、ガクチカ、自己PR、(院生の人は+研究内容)が聞かれることが多いため。。
なので、夏のインターンシップが始まるまでに自己分析をしておきましょう!!
ただ、「どんなインターンシップに参加すればいいのかなぁ」とか、「インターンシップの情報ってどこで得られるのかなぁ」と思っている人もいるかもしれません。
もちろん大学のインターンシップ情報から探すのも大いにありですが、個人的におすすめしているのがインターンシップガイドというサービスです。
日本全国の(主要な)インターンシップの締め切りがわかるほか、登録することで、
- プロフィールを入力するとおすすめのインターン情報などを教えてくれる
- 内定をもらった人のESやら
- イベントに参加することでAmazonギフト券に交換できるポイントがもらえることがある
などのメリットがあります。
※ もし興味がある人はこちらから登録して見てください!
(4) OB・OG訪問
実際に企業研究やインターンシップに参加してみると、様々な疑問が出てくるかと思います。
もちろん、インターネットや就活を終えた先輩から話を聞くことで疑問を解決するのも1つの手ですが、もっと強力な方法があります。それは、実際に自分が興味を持っている企業、業界で働いている先輩とお話をすることです。
その中でも、自分が在籍している大学を卒業した先輩であれば(他人とはいえ)少し馴染みがありますよね。そのような先輩[8]自分が興味を持っている企業、業界で働いている馴染みがある先輩と就活に関するお話をする機会がOB訪問なのです!
実際に自分が興味を持っている企業や先輩に話を聞くことで、生の情報を得ることができるほか、(興味がある企業、業界に特化した)情報、アドバイスを頂けます。
OB・OG訪問の方法としては、
- 研究室、サークルの先輩経由
- キャリアセンター(大学内就職相談室)経由
- 自分が興味がある企業に直接相談
など様々な方法があります。具体的なOB・OG訪問の仕方についてはまた別の記事にて詳しく説明したいと思います。
OB・OG訪問のメリットは大きく2つ。
- 実際に働いている先輩に質問することで疑問を解決できる
- (自分が興味ある企業、業界に特化した)就活に関するアドバイスをいただける
※ OB・OG訪問は、絶対にしなければいけないわけではありませんが、早く就活をはじめて余裕がある人はぜひしましょう!
ただし、インターンシップと同じように
- 事前に(1カ月ほど前に)先輩に連絡を取り、予約をする必要がある
- 予約をしようとしても、就活が本格化する学部3年(修士1年)生の2-3月(就活解禁ぎりぎり)なると予約が埋まっている
など、準備が必要なので、行動はお早目に…。
(就活を始めた時期が遅い人は、OB・OG訪問よりもほかの対策をしましょう)
(5) Webテスト対策
人気企業の場合、採用者という枠の中に大量の応募者が殺到します。
そのため、人気企業では応募者の足切りとしてWebテストを行われることがほとんどです。
Webテストの特徴は、基準点さえ超えてしまえば何点でも選考にはほとんど関係しない点です。言い換えると、どれだけ素晴らしいエントリーシートを書いたとしても、基準点を下回ったその瞬間、不合格が確定してしまいます。
そのため、できる限り短い期間でWebテストの勉強は片付けちゃいましょう。工業大学生の方は非言語(算数・数学系の問題)は得意だと思うので、言語(国語系の問題)を中心に2週間も対策すれば大丈夫だと思います。
ちなみに、私は「ノートの会」と呼ばれる赤色と青色のSPI・Webテスト対策本を図書館で借りて勉強しました。
- 赤色の本 → SPIテストセンター[9]試験会場にPCが用意されていて、そのPCに答えを入力していくタイプの試験。(TOEFL-CBT、ITパスポート、基本情報と同じタイプですね)、SPIペーパーテスト、Webテストの3方式に対応している万能な本です。
- 青色の本 → SPIのテストセンターに特化した本
この本ですが、買うと1,650円するので、本格的な就活シーズン(年明けとか)になる前に「志望する企業がどのタイプのテストなのかを確認」し、そのタイプに合った本を図書館で借りて2週間勉強しましょう。(大学図書館の返却期限が2週間なので)
個人的におすすめなルートは、3年前期のうちに赤色の本を借りてちょっと勉強。志望企業が決まってくる3年後期に志望企業が実施しているテスト形式[10] … Continue readingに合った本を借りるなり買うなどして勉強するのがおすすめです。
(6) エントリーシート対策
実際に受ける企業が決まったら、その企業に対して「ここで働かせてください!」というための書類(フォーム)を提出します。これがエントリーシートです。
エントリーシートには、
- 学生時代に頑張ったことを教えてください。
- 自己PRをどうぞ。
- 志望理由を書いてください。
- (院生のみ)研究概要は?
などの問題が書かれており、この回答を採用者が確認します[11]この4つの項目はエントリーシートで聞かれる必須項目なので、1月(遅くても2月)までにはひな形を作っておきましょう。。
このエントリーシートの設問に答える際に、(1), (2)で説明した「企業分析」、「自己分析」が重要になってきます。
ここで、企業分析・自己分析の2つがしっかりしていると、「確かにこの人は我々の企業によって有益な人材だなぁ」と思わせることができます。
※ エントリーシートの書き方は、こちらの記事をご覧ください!
(7) 面接・グループディスカッション対策
エントリーシートを通過したあとは、グループディスカッションや面接が待っています。
- グループディスカッション
(あるテーマについて、複数人で議論。その議論の流れや結果などから合否を判定) - 1次面接
- 2次面接
- 最終面接
などのステップを踏んでいき、すべてのステップをクリアすることで晴れて内定を得ることができます。[12]企業によってはグループディスカッションがないところもあります。
面接で重要なことは、
- エントリーシートの中身を深堀りされても大丈夫なように対策する
- (先輩、大学、研究室などで)面接練習をしっかりする。
- (実際に選考をたくさん受けて)とにかく経験を積むこと。
の3つです。
面接もグループディスカッションも、最初のうちはとにかく緊張します。特に最終面接は企業の偉い人(役職が高い人)との面談になるため、もう緊張しまくりです。
しかし、慣れていけば行くほど、緊張をせず、本来の自分の能力を発揮できるようになります。
なので、第1志望の企業で成果を発揮できるように、しっかりと練習、そして選考の経験をしておきましょう[13]ただし、選考の練習がしたいからといって、全く自分が興味がない選考を受けるのはやめましょう。!
※ 面接対策については別記事にて詳しく説明します!
準備の流れ [ (1)-(7)の流れ ]
就活生が準備すべき6つの項目が確認できましたね。
- 自己分析
- 企業研究
- インターンシップ
- OB・OG訪問
- Webテスト・SPI対策
- エントリーシート対策
- 面接対策
ここでは、準備すべき6つの項目をどの順番でやっていくか、大まかな流れを紹介します。
(なお、より詳しめの就活スケジュールは次の章で説明します)
万人向けルート(ボトムアップ型)
自分が得意なこと、なんとなくやってみたいことを見つけてから、得意なこと(やってみたいこと)にあった企業を探すルートです。
具体的にやりたいことが決まっていない人はこちらのルートで就活をすすめることをおすすめします。
※ 夏のインターンの段階では、企業研究よりも自己分析のほうが重要です!
将来の夢が明確な人ルート(トップダウン型)
自分の将来の夢が明確に決まっている人は、夢を実現できる企業を探し、その企業で活かせる能力を探す(鍛える)ルートで就活を進めるのもありです。
夢を実現できる企業を探し次第、OB, OG訪問やインターンに参加して
- 実際にその企業があっているか
- その企業に貢献できそうな自分の能力探し
などを行いましょう。
5. 大学3年(修士1年)生の理想的な就活スケジュール
「何月にどんなことをしたらいいの?」のような、もっと具体的な就活スケジュールを知りたい人も多いと思います。
そこで、ここでは過去の経験から導き出された、理想的な大学3年生(修士1年生)の就活スケジュールを紹介します。
前期(4月〜9月)
★大まかなスケジュール★
4月
大学では「就活スタートアップセミナー」などの就活系イベントが始まるので、まずはそのイベントに参加してみましょう。就活に詳しい人が色々教えてくれます。
また、4月中〜5月中旬までに簡単な自己分析と、研究概要の要約[14] … Continue readingをしておきましょう。
※1 時間がない場合は研究内容の要約は後回しにしてOKです。自己分析を優先させてください。
※2 自己分析を優先して行う理由は、企業説明会で出てきた企業が、自分に合っている企業かどうかを判別する助けになるからです[15]特に自分に合っていない企業を除外するのに自己分析は役に立つなと就活をしてて感じました。。
また、就活系のサービスにも登録してみましょう。有名なものだとリクナビとかですね[16]余談ですが私はリクナビ登録しましたが、1回も使っていません。。
(登録するだけでもAmazonギフト券やらもらえるキャンペーンをしてたりするので。)
個人的にお世話になったのがLabBaseです、院生向けのサービスになってしまいますが、定期的に説明会や就活などのイベントがあるので、研究の空き時間に参加することで企業分析の助けになりました!
また、プロフィール(ESみたいなもの)を入力すると、企業側からイベントなどの招待もされるので、具体的な夢や行きたい企業が決まっていない院生の人におすすめです!
院生限定ですが、ここから登録し、10日以内にプロフィールを60%以上完成させると1,500円(キャンペーン中は増額されます)のAmazonギフト券がもらえます! (プロフィールを埋めることでESのひな形が作れるので、是非!)
5月
もし自分が参加したいインターンがあれば、このタイミングで必ず締め切りを把握しておきましょう。(メモを忘れずに!)
また、もしインターン参加にあたって、エントリーシートなどを書く必要がある場合は、このタイミングで仲が良い先輩、キャリアセンターの人、(院生の人は研究室の先輩、先生など)にエントリーシートの添削をお願いしましょう。
また、インターンに向けた企業説明会がぼちぼち開催されるので、参加申し込みをしておきましょう。企業説明会に参加することで、世の中にどんな企業があるかを知ることができるなど、企業研究の助けになります。
(また、最近では参加することでアマギフやらQuoカードPayやらもらえる説明会もあるので、一石二鳥ですね!)
6月
インターン参加のエントリーシートを書く必要がある人は、余裕を持って出しましょう。
(大学の試験もあると思うので……。特にクオーター制の人は1Qの期末ですね)
7月
人によっては、夏のインターンシップに参加するための面接が開催される時期ですね。
インターンシップ用に面接を受ける必要がある人はキャリアセンターの人や、先輩などと一緒に面接練習をすることをおすすめします。
※ なお、インターンシップの枠は、本選考の枠に比べてかなり小さいので、人気企業の場合、受かる確率のほうが低いです。なので、落ちても凹まなくてOKです。
また、このタイミングで9月に受けるTOEICの受験申し込みを忘れないようにしてください。
9月にTOEICを受けるメリットは3つです。
- 夏休みということもあって、学部3年生の人は一旦勉強も就活が落ち着く時期。
- 秋、冬のインターン応募時にTOEICのスコアが書ける。
- (私の体感ですが)他の時期に比べてスコアが高く出やすい[17] … Continue reading傾向あり(要検証)
8月
期末試験のシーズンですね。締め切りがある人以外は就活よりも試験を圧倒的に優先してください[18] … Continue reading。
夏のインターンシップの参加権を得られた人は、インターンシップに全力を注いでください。
また、夏休みのこのタイミングで1日1時間程度TOEICの勉強をしましょう。詳しい勉強方法やおすすめの参考書は、8月くらいにまた別の記事で書きたいとおもいます。
9月
1日1時間TOEICの勉強をしましょう。
(大学院に行く人もTOEICのスコアが重要になってきます。)
また、もし自分が行きたい会社のSPIの形式が分かっている場合は、TOEICが終わり次第、少しでもいいので勉強しておくと安心です。
ところで、大学生の9月は夏休みですね。ここで夏休みを全力で楽しみましょう。
(コロナが落ち着いていれば)友達や彼女彼氏と旅行に行ってもいいし、1人で何かに没頭してもいいと思います[19] … Continue reading。
後期(10月〜3月)
3年(修士1年)後期になると本選考に向けて動きが活発化します。引き続き就活頑張りましょう。
★大まかなスケジュール★
10月
ここで自分が行ってみたい秋・冬インターンの締め切りを確認しておきましょう。
夏のインターンなどを踏まえて、自己分析と企業分析をし直すのもこの時期がおすすめです。
※ 10月末までに就職するか、院に行くか(行く場合は内部進学するか、外部の院に行くか)の方針が決定できていると安心です。迷っているなぁと言う人は、「第1、第2志望の研究室の先生」に研究室訪問をした際に相談をするのが個人的におすすめです。
11月〜12月
この時期から本選考に向けた本格的な企業説明会の参加が始まるので、参加して企業研究を深めておきましょう!(ここでも説明会参加でアマギフなどの回収ができるかも!)
なお、4月〜5月で自己分析ができていない人は、早期選考に向けてこのタイミングで必ずしておきましょう。
この頃になると、自分が行きたい業界がはっきりしてくる人が多くなり、中には自分が行きたい会社が見えてくる人も出てくるかと思います。
そこで、春よりもより深く企業研究(競合他社のこと、企業の強み、弱み、その企業に行った際に自分が活かせそうなことは何か)などを行っていきましょう。
また自分が行きたい会社がはっきりしている人は、その会社のSPIやWebテストの種類を確認し、その種類にあったテスト対策を行いましょう!
※1 個人的体感ですが、12月までに就活を始めている人は就活で大失敗をしていない気がします。
(もちろん、理想はもっと早く就活をスタートすることですよ!)
※2 冬のインターンに参加する人は、インターン頑張りましょう。
(余談ですが私は夏よりも12月〜1月の方が沢山インターン行ってた気がします。)
また、就活を早く始めているために自己分析、企業分析がだいぶできており、なおかつ自分の興味がある企業、業界が見えてきたらこのタイミングでOB・OG訪問の準備をしましょう。
OB・OG訪問は、実際に行うまでに下にある様々な準備段階を踏む必要があります。
- 実際になじみのある先輩を探す(研究室、キャリアセンターなどで)
- その先輩に連絡をとり、OB・OG訪問の予約をする
- 聞きたいことなどを整理する
- 実際にOB・OG訪問をする
この準備には、1カ月程度かかるので、就活が本格化する2-3月より前(1月)にOB・OG訪問をしたい場合は12月には準備を始めていきましょう。
※ 自分の興味がある企業、業界がまだ見えていない人はOB・OG訪問をする必要はありません。この時期に早急に自己分析、企業分析を行ってください。
1月
ここら辺から早期選考[20] … Continue readingが始まる人も出てくるかと思います。
早期選考は、下のようなメリットが得られるので積極的に利用していきましょう!
- (第1志望であれば)内定もらって他の人より早く就活を終わらせられる
- 早期から面接を受けることで面接の経験値を得られる
- 1回でも面接をクリアすると、自信が得られる
※1 早期選考、本選考に向けてESなどを書く機会や面接が増えてくると思うので、先輩や先生、キャリアセンターの人へ是非ESチェック、面接練習をお願いしましょう。
(1月くらいから就活始める人が急増するので、ES添削や面接練習のお願いはお早めに。なかなかESを添削してくれる人が見つからなくなるので……。)
※2 1月の段階でESで必須3(4)大項目のひな形(大まかな形)を完成させておきましょう。完成させておくと、これから先かなりラクになります。
※3 院生の人は、1月までに研究要約のベースができおり、なおかつ添削を受けているとかなり安心です。
(私は、400文字での研究概要をかなりいろんな企業のESで書いた気がするので、400文字での研究概要をベースにするのがおすすめです)
- 学生時代頑張ったことは?
- 自己PR
- 志望理由(行きたい業界、第1志望の会社に向けて)
- (院生の人限定)研究概要
2月
就活解禁間近ですね。早期選考をどんどんこなして行きましょう。
3月
いよいよ就活解禁!
と言ってもここまで就活を頑張って来た人は特に3/1にすることはありません。引き続きES、面接などをこなすのみです!
このスケジュール通りにやれば、相当な就活経験値を手にしていると思います!
6. 次回予告
最後にもう1回言わせてください。
今すぐ就活を始めろ!!
今回は、「理系大学生就活のしおり」として、次の4つの項目について説明しました。
- 就活解禁まで待っていたら危険な理由
- 学校推薦について
- 内定までに就活生がしなければいけないこと
- 理想的な就活スケジュール
注釈
↑1 | 私も、どの企業で働こうか(3つの会社の中で)迷った場面がありましたが、最後は直感で選びました。2年働いた現在、QOL高く働いていて、超ハッピーなので、自分の直感は正しかったんだなと実感しています。 |
---|---|
↑2 | 内定を持ってなかったとしても、早期選考を経験することで、面接やエントリーシートの経験値を貯めることができるため、就活解禁日より前に面接などの選考を経験するのは非常に大きなアドバンテージになります。 |
↑3 | ソースは私が通っていた某国立大学のキャリアセンターの人です。 |
↑4 | RPGでいうパーティ? |
↑5 | この質問をしてくる理由は、志望の動機を知りたいほかに、「本当にその企業への志望度が高いのか」を確認することができるからです。(企業に関係なく、本当に興味があることは、色々調べますよね。なので、ちゃんと調べているなと面接担当の人を思わせることで、志望度が高いんだなと思わせることができます。) |
↑6 | インターンシップによってはエントリーシートや面接に合格をする必要があることもある。 |
↑7 | エントリーシートでも面接でも、ガクチカ、自己PR、(院生の人は+研究内容)が聞かれることが多いため。 |
↑8 | 自分が興味を持っている企業、業界で働いている馴染みがある先輩 |
↑9 | 試験会場にPCが用意されていて、そのPCに答えを入力していくタイプの試験。(TOEFL-CBT、ITパスポート、基本情報と同じタイプですね) |
↑10 | Webテストは複数種類があり、企業によって使われるWebテストの種類が異なります。そのため、企業研究の段階でどの種類Webテストが使われるのかを把握し、使われるテストに特化した勉強をすることになります。詳しくはWebテスト編にて紹介をします。なお、ノートの会はSPI以外の様々なテスト形式に対しても対策本を出しています。 |
↑11 | この4つの項目はエントリーシートで聞かれる必須項目なので、1月(遅くても2月)までにはひな形を作っておきましょう。 |
↑12 | 企業によってはグループディスカッションがないところもあります。 |
↑13 | ただし、選考の練習がしたいからといって、全く自分が興味がない選考を受けるのはやめましょう。 |
↑14 | かなり難しいですが、学部時代に行った研究を文系の高校生がわかるように400文字程度で要約しましょう。もし可能であれば研究室の先生・先輩と文系の友達に見せてみましょう。文系の友達に見せる理由は、自分が書いた文章でどれくらい研究内容が理解できているかを確認してもらうためです。 |
↑15 | 特に自分に合っていない企業を除外するのに自己分析は役に立つなと就活をしてて感じました。 |
↑16 | 余談ですが私はリクナビ登録しましたが、1回も使っていません。 |
↑17 | これは私の勝手な考察ですが、TOEICのスコアは受験者の相対評価によってスコアが決まります。そのため、就活生のような(ガチ勢に比べて)英語がなれていない人がたくさん受ける時期のTOEICは、若干ですが実力よりも高めなスコアが出る気がします。実際に私も9月に受けたTOEICは、自分が思っていた想定よりも30点程度高いスコアでした。 |
↑18 | どれだけ就活がうまくいっても、留年したら元も子もないので……。また、再試になるとインターンシップに参加できなくなる可能性があるので、とにかく試験を優先してください(大事なことなので2回いいました) |
↑19 | もし、本当になにもやることがない人は、この1ヶ月の夏休みで「何か1つのこと」を極めてみましょう。「大学時代に頑張ったこと(ガクチカ)」でアピールできるかもしれません。(個人的には1つの作品を作るのがおすすめです。ゲームでもいいし、Webサイト立ち上げてもいいし、プログラミングで何かのサービスを作ってもいいし、動画作ってみてもいいし…) |
↑20 | 大手以外の会社では3月よりも早く選考をする企業もあります。ベンチャーなんかは本当に選考早いですね。たまに学部3年の12月で内定持っている人がいるのでびっくりします。また、インターンシップや説明会に参加した人限定で早期選考に参加できるパターンもあります。詳しくは別の記事にて解説します。 |
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