うさぎと共に頑張れる就活 30分でわかる自己分析

スポンサードリンク

こんにちは、ももうさです!

就活を始めると、「自己分析をしてね~」というのを、色んなところで聞くと思います。

でも、自己分析ってどうすればいいんや? てか自己分析っているん? と思う人も多いと思います。

そこで、今回は自己分析について、

  • そもそもなぜ自己分析が必要か?
  • 自己分析でやってほしいこと
  • 私がおすすめする自己分析の流れ

の3つについて、私や周りの就活の経験を踏まえながら、説明していきます!

※ 本記事は、自分(および私の知り合い)の経験をベースに、皆さんが自己分析をしやすい形に最適化をしております。そのため、一部分において私の主観が入っております。あらかじめご了承ください。

スポンサードリンク

1. そもそもなぜ自己分析が必要なの?

結論を言うと、理由は以下の2つです。

  • 自分のどんな強味・性格をアピールするかを知るため
  • 自分に合った職業・会社を見つけて、人生のQOLをあげるため

この2つについて、下で詳しく見ていきましょう。

(1) 自分のどんな強み・性格をアピールするかを知るため

突然ですが、ゲームの話に例えてみましょう。

RPGの世界には、それぞれのキャラにタイプがあって、得意な戦闘スタイルがありますよね。例えば、戦士タイプであれば剣などを使った物理攻撃が、魔法使いタイプであれば、魔法を使った戦闘スタイルが得意ですよね。

しかし、自分がどのタイプなのかを知らないと、「自分は魔法使いタイプなのに、物理攻撃で敵と戦っている」といったことが起こってしまいます。これでは、自分のスキルを戦闘に発揮できませんね。

そのため、自分の力を最大限戦闘に発揮するためには、自分がどのタイプなのかを把握する必要がありますね。

就活も同じように、自分の強み・好きなことを知っていないと、自分が持っているどんなスキルを就活で武器にするか、さらに言うとどんなスキルを仕事に活かすかが分からず、本来持っている自分の強みを活かせません。

自己分析は、自分の得意なジョブを見つけるステップ!

(2) 自分に合った職業・会社を見つけて、人生のQOLをあげるため

ゲームで、「得意な必殺技で敵を倒しまくる瞬間」ってすごく爽快ですよね!

実際に何か仕事をする上でも、自分の得意なこと・好きなことを仕事に活かせると、仕事の楽しみが増えます。仕事は社会人生活の20%も占めているため、仕事が楽しくなることは、人生のQOLのアップに直結します。

反対に、自己分析をせずに会社を決めてしまうと、自分の強みや、やりたいこと、性格などを考えずに、将来働く会社を決めることになります。そのため、実際に働き出した際に「自分のスキル・やりたいことや、性格的に向いていなくね??」となり、社会人生活がつらいものになってしまうかもしれません。

そのため、人生のQOLをあげるためにも、会社を選ぶ前に、自己分析をして自分の強み・やりたいこと・性格などを知っておくことが重要なのです!!

スポンサードリンク

2. 自己分析のゴールはどこ?

確かに自己分析の重要性は分かったけど、具体的にどんなことすればいいんや…、と思っている人と思います。

なので、自己分析でやってほしいことを、この章で見ていきましょう。

結論を言うと、自己分析の目標は次の2つです。

  1. 過去、現在、未来、この3つを明らかにすること。
  2. 過去→現在→未来と、時系列で一貫したストーリーにすること

まず、1つ目の「過去、現在、未来の3つを明らかにする」ですが、ここでは以下の3つを明らかにしましょう。

  • 過去
    (これまで自分が取り組んだことは何か? また、それによって何を得られたか?)
    → ガクチカを聞かれた際のベースの回答となる。
  • 現在
    (自分の今の長所は何か? 自分の性格はどんな感じか?)
    → 自己PR、自分の強み、自分の性格を聞かれたときのベースの回答となる。
  • 未来
    (自分の夢は何か? 将来、自分は何をしたい?)
    → 志望動機のベースの回答となる。

1つ目が出来たら、次は過去→現在→未来と、時系列で一貫したストーリーにしてください。

時系列で一貫したストーリーにすることで、ESを書く際や、面接で説明する際の説得力が一気に上がります。

〇Good: 一貫性ヨシ!

  • 過去: 塾講師した
  • 現在: 人に物事を教えるのが得意
  • 未来: 技術リーダーとして、チーム内のメンバに技術を交流し、会社内の技術力をあげる形で貢献したい。

→ 「教えること」に関する過去と現在のエピソードが、未来のやりたいことになっている。

△Caution: 一貫性不十分

  • 過去: IT企業での開発アルバイト経験
  • 現在: 学習意欲の高さに自信あり
  • 未来: 営業職につきたい

→ 「なぜ開発アルバイトから営業??」となり、一貫性が不十分。そのため、営業をしたいと思った理由を、他の人に納得できるような説明が追加で必要。

スポンサードリンク

3. 私がおすすめする自己紹介の進め方

自分の過去、現在、未来を明らかにしていく手順には様々ですが、私はこの手順で進めていくのがおすすめです。もし良かったら参考にしてください。

  1. 自分の性格面を知る。(診断ツールなどを使って)
    → "現在(今の自身の性格)" を明らかにする。
  2. 自分が取り組んだこと(頑張ったこと)を列挙していく
    → "過去(頑張ったこと)" と "現在(自分の強み)" を明らかにする
  3. 自分の夢・やりたいことを把握していく (企業説明会を聞きながらでOK)
    → "未来(夢・やりたいこと)" を明らかにする
  4. 1~3を深堀する [重要!!]

※ 手順は少し変えてもいいですが、必ず深掘りの工程を忘れずに行ってください!! 深掘りをすることで、ESや面接の合格率をあげることが可能です。

4. 私がおすすめする自己紹介の進め方[詳細編]

ここからは、3章で説明した "私がおすすめする自己分析の進め方" で紹介した手法についてもう少し詳しく見ていきましょう。

※注意: ここで紹介する2つのツールの使い方は、あくまでも私ももやま個人の見解です。ご了承ください。

(1) 自分の性格面の知り方

「自分の性格面をいきなり言語化してみてね。」というのは流石に少ししんどいですよね。

なので、性格面を言語化できる便利なツールを2つ紹介しました!

その1 → その2の順番で使うことで、自分の性格面をかなり知ることが出来ます。

その1. 16タイプ心理機能診断

※注意: 16タイプ心理機能診断では、ESFJ, INTJのようなMBTIに関するワードが出てきています。しかし、16タイプ心理機能を含むWeb上でのMBTIに関する4レター(ESFJ, INTJ, ENFJなど) が出てくる診断は、公式のMBTI診断とは関係ありません。詳しくは、16タイプ心理機能診断のトップページに出てくる「毎回タイプが変わるのはなぜ?|考察結果(タイプ)について」の部分をご覧ください。

1つ目は、mentuzzle様作の16タイプ心理機能診断です。

なんといっても、結果表示画面が分かりやすさがダントツなので、おススメにしました。
(あとは、キャラもかわいいですよね!)

下の方に、自分の性格の特徴が1行で表示されます。

このツールは、60問弱の2択の質問に答えていくことで、

  • 自分の特徴(1文で表される
  • 自分の好きなこと(嫌いなこと)
  • ポリシー(行動の軸)
  • ストレス解消法
  • 自分の特徴

を可視化することが出来る非常に便利なツールです!

好きなこと・嫌いなこと・ポリシー・ストレス解消表が表示されます。
自分のトリセツですね
自分の特性の要点が8つ表示されます
面接で答えるときの助けになるかも

画像引用元: 16タイプ心理機能診断 - mentuzzle様
https://16type-cogfnc.mentuzzle.com/

Point! 短所を長所に変えちゃおう!

短所っぽい特性は、言い方を変えると長所することができます!

例:優柔不断 [短所]
→ 決断に時間がかかるときがある [言い換え]
→ 様々な立場の人を考えて結論を出すため、結論を出すのに時間がかかる [理由を考える]
→ 色んな立場の人を思いやる能力がある [長所]

その2. お願い!他己分析(マイナビ)

その1で自己分析をしても、「本当にその性格なのか??」と疑問に持つかもしれません。

そこで、あなたのことをよく知っている友達・仲間・恋人・家族など、自分以外の視点も取り入れてることで、「自分自身が思っている自分の性格」と「他人から見た自分の性格」のズレを確認しましょう。これが他己分析です。

しかし、いきなり「私ってどんな性格だと思う?」という聞き方をしても、聞いた相手を困らせてしまうかもしれません。

ここで便利なのが、リクナビ社やマイナビ社などの大手就活サイトが作成している、他己分析をするための専用ツールです(会員登録が必要です)。

リクナビ社 → 他己分析ツールはこちら(2024-2025年度版)
マイナビ社 → 他己分析ツールはこちら(2025年度版)

このツールは、複数人からの「他己分析をお願いした人に関する質問[1]例えば、Aさんが依頼した場合、「Aさんは粘り強い性格だと思う?」のような質問が出てきます。の回答データ」から、他人からみた自分の性格をデータ化し、結果を表示してくれます。

他己分析から出てきた自分の性格データと、自己分析(16タイプ心理機能診断の結果など)で出てきた自分の性格データが一致していれば、自己分析完了です!

※ 多少のズレ[2]ずれが発生した場合は、自分が納得できる方(両方とも納得できる場合は、過去や未来の一貫性がある方)を性格として採用すればOKです。であれば、気にしなくてOKですが、結果に大きなずれがある場合は、16タイプ心理機能診断をやり直したり、他の診断ツールなどを利用してみてください。

(2) 自分が取り組んだことを書き出していく

性格面の把握が完了したら、次に自分が取り組んだことを見ていきましょう。

取り組んだことの把握は、自分の強みを知ることができるだけでなく、ガクチカ・自己PRを記述する際のアピールの材料として役にたちます。

[i] どんな取り組みを書き出せばよいか。

ここで書き出す内容は、下に書いたような、多くの学生が取り組んでいる内容で問題ありません。
(他の人が行っていない特別なことを書き出す必要はありません。)

  • アルバイト
  • サークル・部活・委員会
  • 研究活動(院生のみ)
  • 趣味

※ 高校生以前に取り組んだことでもOKですが、できれば大学時代に取り組んだことを1つは用意しましょう。
※ 企業によっては「学業以外で頑張ったことを教えてください」と言われることもあるので、学業以外で取り組んだことを最低1つは持っておくことをおすすめします。

[ii] 企業に高評価されがちな取り組んだこと

企業によって、評価される内容はかなり変わってきます[3] … Continue readingので、時間がたくさんあれば、企業ごとに強み(自分の武器)を使い分けていくのが理想です。

しかし、1つ1つの企業に対して、1から強みを考えていくと、自己分析から時間がかなりかかってしまいます。なので、ある程度汎用性が高いものが欲しいですよね。

そこで、ここでは私やその周りの就活経験の中から、どの企業でも高評価された「取り組んだこと」を3つ紹介します。

1つ目. 継続して取り組んだこと

継続的な取り組みが高評価される理由は2つあります。

  • 途中困難・壁があっても、あきらめずに乗り越えているアピールになるため
  • 継続的に取り組むという難しいことが、クリアできている点が高評価

実際に物事を継続して取り組もうとすると分かるのですが、三日坊主という言葉があるように、継続的に取り組むというのはかなり難しいです。例えば、

  • 取り組みの途中で挫折したいことが発生し、投げだしたくなる
  • 継続的に取り組んでいるうちに飽きる

などのようなことが起こるので……。

なので、継続して取り組んだことがある人は、アピール材料になるので、積極的に書き出していきましょう!

2つ目. チームで取り組んだこと

チームで取り組んだ経験は、どの企業でも評価される上に、企業によっては「チームで取り組んだ経験を書いてください」という指定までされるくらいには重要な項目です。

何故評価されるか、その理由を3つ書きたいと思います。

  • 協調性があるアピールになる!
    (チームで仕事ができるというアピールになる)
  • 基本的なコミュニケーション力がある証拠になる。
  • チーム内でどんなポジションについたかが分かる。

会社内での仕事の多くは、1人では回りません。言い換えると、仕事はチーム単位で行うものなので、協調性が必須になってきます。

なので、チーム内で取り組んだ経験がある人は「この人とは一緒に取り組んでも問題ないな」と企業側を納得させることが出来ます。また、チーム内で取り組んだ経験があるということで、基本的なコミュニケーションスキルはあるなという証拠にもなります。

ここで、この取り組みを書く際には、「チームのどのポジション(リーダーなのか、サポート役なのか、それ以外なのか……)でどんな役割をしたか」まで列挙しましょう。ここまで書くことで、会社側は「この人はこの役割で活躍できそうだな。」と想像しやすくなります。

チームで取り組んだことなんてないんだけど(´;ω;`)

ここで、「チームで取り組んだ経験なんてないよ!!」と思う人もいるかもしれません。

しかし、大学時代でのチームで取り組みというのは日常世界に結構転がっています。

  • アルバイト経験
    → 例えば接客業は、他の先輩や上司と動くことが多い。なので、必然的に働いているメンバーというチーム内で動くことになるため。
  • サークル活動
    → サークル活動は、文化祭活動を中心に、必然的に同じメンバーと一緒に動くことが多いため。
  • 研究活動
    → 1人ではなく、チームで活動を進めていくタイプであれば、チームで取り組んだこととしてアピールが可能。

なので、もしこれらの活動をしているよという人は、是非チーム内で取り組んだことしてアピールしてください。

3つ目. 他の人に教えた経験

他の人に教えた経験は、個人的にすごくアピールポイントだと思っています。

もし私が面接官の立場であれば、非常に高評価をします。

理由は以下の3つです。

  • そもそも教えるというのは難しい。この難しいことができる時点で高評価。
  • 将来、昇進して上司の立場になったときも活躍できそうだと思える。
  • 基本的なコミュニケーション能力があるという証拠にもあるため。

実際にバイトリーダーや、塾講師などをしてみると分かるのですが、「人に教える」というのは非常に難しいです。

というのも、教えるというのは、「そもそも自分が理解をしていないとできない」上に、分からない人の立場になって噛み砕いた説明をする必要があるためです。言い換えると、「人に教える」経験をしたことがある人は、"物事を人に説明できるレベルまで理解できる力" と "わからない人の視点に立って説明する力" の2つを併せ持っている証拠となります。

また、人に教えるということは、上司の立場になると、部下を指導する必要があるため、必ず必要なスキルとなってきます。なので、人に教えることができる = 上司の立場になっても活躍できる人、と企業側にアピールすることが出来ます

さらに、教えることができるというのは、「分からない人の立場になった説明」ができると言い換えられるので、コミュニケーション能力があるアピールにもなります

[iii] 自分の武器となるソフトスキルを見つけろ!!

企業側も、出来る限り「入社後、将来活躍して、社会貢献や利益を出してくれる人」を採用したいと思っています。

ここで、将来活躍するかどうかのスキルの度合いは

  • ハードスキル … 技術的なスキル
    (例: 数学力, プログラミング力, 基本情報などの技術的資格, TOEICなどの語学スキル, etc.)
  • ソフトスキル … 自己管理、対人関係スキル  [社会人基礎力]
    (例: コミュ力, 課題解決力, 協調性, ストレス耐性, etc.)

の和で表すことが出来ます。

新卒の就活では、ソフトスキルが重要!!

ここで、理系の皆さんであれば、「プログラミングや研究で培った技術スキルを武器にして就活を挑みたい!!」という人が多いと思います。当時の私も技術力1本で勝負したいと思っていました。

しかし悲しいことに、新卒の就活では技術的なスキルを、あまり重視して見てくれません。院生も含め、です[4]学部生に比べると、研究関連の部分でハードスキルは少し見てくれますが…。

言い換えると、新卒の就活で特に重要なのは、ハードスキルの高さより、ソフトスキルの高さなのです

というのも、新卒というのは仕事経験がないため、会社の業務に直結するハードスキル(技術的なスキル)がある人はごく少数だからです。さらに、新卒入社で入る人の多くは20代前半なので、意欲がある人であれば[5]ハードスキル自体を見られない代わりに、ハードスキルの伸びしろ(ポテンシャル)が高いかどうかを、意欲の高さで企業側はチェックします。、研修や実務経験で育てていくことで、技術スキルは普通に伸びていきます[6] … Continue reading

一方、自己管理/対人関係などに関するスキル(ソフトスキル)は、まだ業務をしたことがない学生であっても、

  • 高校時代までの部活経験
  • アルバイト先でのチームで働く経験
  • 研究室での同期・先輩後輩・先生とのやり取り
  • サークル・委員会内などの大学時代でのチーム活動
  • 日頃の友人関係
  • 何かを成し遂げるための挫折経験

など、日々の学生生活の過ごし方でかなり差がつきます[7] … Continue reading。企業側も、学生生活の取り組みで差が出ることを知っているため、ESや面接でも必ずソフトスキルの高さを見る質問をしてきます[8]ソフトスキルを聞く一番定番の質問は「学生時代に取り組んだことを教えてください(ガクチカ)」です。

なので、ESや面接でしっかりとソフトスキルの高さをアピールできるように、自分のソフトスキルの武器を1つ以上見つけましょう

[iv] 取り組んだことの書き出し方

取り組んだことを列挙する際には、専用の構文(STER法と呼ばれます)にて書き出すことをおすすめします!

STER法とは、つぎの1→2→3→4の順番に、取り組んだことを説明する構文です。この構文に当てはめるだけで、アピール用の文章も比較的かんたんに作ることが出来ます。

STER法による取り組んだことの説明

  1. Situation[状況]
    → 取り組んだことの概要。
  2. Task[課題]
    → 取り組んだ際に発生した課題。
  3. Example[具体例]
    → 課題解決のために工夫したこと。
  4. Result[結果]
    → どんな成果が得られたか。自分はどんなことを得たか。

※ Example[具体例] で、自分らしさがアピールできると高評価…!!

実際にどんな感じに構文に当てはめていけばよいかを、「塾講師バイトを頑張った」という例で見ていきましょう。

塾講師を頑張った場合の書き出し方はこんな感じ

(3) 自分の夢・やりたいことを把握していく

(1), (2)で自分の過去・現在を明らかに出来ましたね。

では、最後に(3)で未来の項目として「自分の夢・やりたいこと」を把握していきましょう。

ここでは、自分がやってみたいことをなんでもいいので書き出してみてください。

  • 人工衛星打ち上げたい!
  • IT系スキルでつよつよになって、技術で圧倒したい!
  • 海外で働いて、英語めっちゃ使いたい!
  • 開発もしたいし、営業系もやってみたい!
  • 悪のハッカーから世界を守りたい!
  • 研究をして、世界初の〇〇に効く特効薬を作りたい

やりたいことが見つからねぇ(´;ω;`)

全然やりたいことが見つからない、そういう人もいますよね。そのときは、無理に夢・やりたいことを見つけなくてもOKです

やりたいことがない人は、企業の説明会を聞きながら、

  • この職種(仕事)やってみたいなぁ
  • 逆にこの職種(仕事)はやりたくないなぁ

というのを見つけていき、「この職種(仕事)はやりたいんだろう/やりたくないんだろう」と思ったポイント[9] … Continue readingを、言語化していきましょう。

ある程度企業を見ていくと、自分がどんな会社を求めているのか(=就活の軸)が少しずつ見えてくるかと思います[10]求める条件増えすぎてしまった場合は、条件を精査して、必須ではない条件を何個か消してください。

4. 一通り自己分析が終わったらやって欲しい2つのこと

3章にて、自己分析の仕方を見ていきました。

一通り自己分析が終えたところで、皆さんには以下の2つをやっていただきたいです。

  1. 紙などに書いて言語化をしていくこと
  2. 先輩やプロに相談して、深掘りしてもらうこと

(1) 紙などに書くことで、考えていることを整理!

一通り自己分析が終わったら、自分の過去→現在→未来のストーリーを1回紙に書き下してみましょう。

紙に書き下すことで、自己分析の内容を整理出来たり、自分が思っていることを客観的に見直すことができます。

※ 実際にやってみると、思ったより紙に書き下すのが難しいと思います。この場合は、自己分析の深掘りが不足しているので、もう少し深掘りをしてみましょう。

(2) 先輩やプロへの相談は超大事!!

一通り自己分析が終わったら、必ず自己分析した内容を先輩やプロに深掘りしてもらってください!!

※ プロ: 大学のキャリアセンターなどです。意外と身近にプロはいるんです! 学費払っているんですし、こういうときに使っていきましょう!

超重要で、一番言いたいことだったので、フォントサイズを大きくしました。

自己分析を一通り終えると「自己分析完璧にできた!!」と思う人もいると思います。しかし、この「完璧に出来た」は、自分の思い込みであることが多いです[11]自分で考えただけだと「よく出来ているなぁ」と思いがちです。。私もそうでした。

なので、他の人(就活を終えた先輩やプロ)に話して、深掘りしてもらいましょう。実際に他の人に深掘りをしてもらうことで、「あ、この部分はまだ抜けがあるな」とか「この部分は論理的におかしいな」というのに客観的視点から気づくことが出来ます。

また、実際に先輩やプロに色々話すことで、就活に関する悩みが解決できる場となるので、他の人に話すというのは、超重要です!!

なので、必ず先輩・プロに話しましょう!! 

※重要: 大学のキャリアセンター(就活相談室)の予約、就活シーズンが本格化するに従い、埋まりやすくなる傾向があります。私の経験上、冬あたりから予約がほぼ埋まった状態になるため、冬以降は予約を取るだけでも精一杯です。なので、なるべく早い時期にキャリアセンターに相談するのが吉です[12]経験上、夏休みシーズンは割と空いている傾向があります。なので、夏休みが空いている人は、是非夏休みに相談しまくってください!

5. まとめ

最後に、今回言いたいことを箇条書きでまとめました。参考にしてください。

  • 自己分析は、自分の強みを知るだけでなく、自分に合った会社を見つけるためにも絶対に必要なステップである。
  • 自己分析の目的は、2つを明らかにすること。

    • 自分の過去(取り組んだこと)・現在(強み, 性格)・未来(夢, やりたいこと)を明らかにする
    • 過去 → 現在 → 未来で一貫したストーリーにすること。

  • 自己分析の流れは以下の3ステップがオススメ。

    • 性格面を明らかにする
      (自分自身で性格をツールで判定 → 他の人に聞いて答え合わせ)
    • 取り組んだことをSTER法で列挙
    • 自分の夢を把握
      (夢がない人は、企業説明会などを聞きながら探してOK)

  • 自己分析が一通り終わったら、以下の2つを忘れずに!

    • 紙に書き出して深掘り
    • 先輩やプロに相談!!

注釈

注釈
1 例えば、Aさんが依頼した場合、「Aさんは粘り強い性格だと思う?」のような質問が出てきます。
2 ずれが発生した場合は、自分が納得できる方(両方とも納得できる場合は、過去や未来の一貫性がある方)を性格として採用すればOKです。
3 営業職と開発職、大手企業とベンチャー企業のように、企業規模や職種が変わると、求める内容が変わってきます。その企業がどんな強みを持っている人がほしいかは、企業HPや説明会などで確認しましょう。
4 学部生に比べると、研究関連の部分でハードスキルは少し見てくれますが…。
5 ハードスキル自体を見られない代わりに、ハードスキルの伸びしろ(ポテンシャル)が高いかどうかを、意欲の高さで企業側はチェックします。
6 実は、私の会社で尊敬する技術力がある先輩も、文系未経験での入社と聞いて驚いた経験があります。なので、「入社時の技術的スキル」と「将来活躍するかどうか」には、相関関係はほとんどないんだなと私は思っています。
7 Twitterを見ていると「2カ月で就活終わったから、就活せんでも大丈夫よ」のように、短期間で就活が終わったことをつぶやいている人がいます。この人たちは、学生時代の取り組みで自然と高いソフトスキルを身に着けているからこそ、特別な対策を特にすることなく、2カ月という短期間で就活を終わらせることが出来ています。なので、皆さんはしっかりと早めに時間をかけて就活してください。Twitterで就活があっという間に終わった人を見て、「就活しなくていいや」って思っていると、痛い目見ますよ。
8 ソフトスキルを聞く一番定番の質問は「学生時代に取り組んだことを教えてください(ガクチカ)」です。
9 例えば、「データサイエンティストに関する仕事が出来るような企業で働きたい」とか、「客先常駐の企業には行きたくない」のようなポイントです。
10 求める条件増えすぎてしまった場合は、条件を精査して、必須ではない条件を何個か消してください。
11 自分で考えただけだと「よく出来ているなぁ」と思いがちです。
12 経験上、夏休みシーズンは割と空いている傾向があります。なので、夏休みが空いている人は、是非夏休みに相談しまくってください!

関連広告・スポンサードリンク

おすすめの記事